すだなび

30代会社員の日常

恋愛をドラクエに例えるとき間違ったこと

昔、恋愛をドラクエに例えたことがありました。

スライムを倒して(女の子と沢山話して)経験(話術)を積んでレベルを上げ、装備(身なり)を整えて、ボスとの決戦(告白)に挑もうって。
でもこれは色々と間違ってたなぁと思ったので書いてみます。


レベルアップをしている間に他の勇者が世界を救うかもしれない

ドラクエだといくらレベル上げに時間をかけても世界は何も変わりませんが、現実は刻一刻と過ぎていきます。

レベルを上げたらボスの方から近づいてくるとも限りませんし、気付いたときにはボスは既に他の勇者に倒されているかもしれません。

バイト先のあの子は可愛かったなぁ。とか、飲み会にいたあの子は可愛かったなぁ。と後悔しても遅いですからね。

振られたことは忘れますが、告白しなかった後悔はきっと忘れないでしょう。

やってしまった後悔はだんだん小さくなるけど、やらなかった後悔はだんだん大きくなる (林真理子)


実践あるのみなのです。もしかしたら会心の一撃が出るかもしれないしね。



とはいえ、同じボスには何度も挑めない
ドラクエなら、ボスには勝つまで何度挑んでもいいわけです。
勇者に倒されるのを律儀に待っていてくれます。
現実ならまぁ3回くらいは行けたとしても、10回も20回も同じボスに挑めませんよね。自分の気持ちもありますし、相手も困るかもしれません。
引くときは潔く退きましょう。


よく考えたら、ボスを倒しても終わりじゃない
頑張って戦ってボスを倒した(告白でOK貰った)としましょう。ドラクエではボスを倒したらハッピーエンドですが、恋愛は付き合って終わりじゃありません。付き合いはあくまでスタートです。
付き合うまでをゴールとするときっとあとで痛い目にあうでしょう。ボスを倒すことをゴールにしてはいけません。



というか、そもそもドラクエの敵に置き換えるのは失礼
ここまで言っておきながらですが。
ドラクエだと敵は勇者を倒そうと襲いかかってきますが、恋愛において相手は基本的に攻撃はしてきません。
敵に置き換えること自体失礼ですよね。
ホイミをかけたり、スカラをかけたり、装備を整えたりするのが正しい姿。
倒すのではなく守るものですもんね。
共に助け合いましょう。


大切なのは冒険に出掛けること!
ドラクエでは敵を倒さないと経験値は増えませんが、現実はいかに敵を倒すかよりも、いかに冒険に出かけるかが大切。
ドラクエは世界を旅しても、新しいダンジョンに潜っても強くはなりませんが、現実には未知の世界に飛び込むことでもっと強く、魅力的になれます。


さぁ冒険に出掛けよう。

※以下の書籍みつけましたが、ブログの内容と関係ありません。あしからず。