【書評】なぜ堀江貴文の本はすべてがベストセラーになるのか?
書籍:なぜ堀江貴文の本はすべてがベストセラーになるのか?
著者:堀江貴文
Amazonでちょいと探しモノをしていたときにレコメンドされた堀江さんの著書『なぜ堀江貴文の本はすべてがベストセラーになるのか?』
堀江さんの本て非常に読みやすくて、自分の行動を後押ししてくれる内容であることが多いのでつい買ってしまいます。
速攻で読みまして、感想は以下の通り。
風呂場で15分で読了。
— 須田直也 (@sudanaoya) 2017年7月30日
『なぜ堀江貴文の本は、すべてがベストセラーになるのか』
僕が簡単に受け取ったのは
①行動しなさい!
②分業しなさい!
③売り方考えなさい!の3つ。
堀江さん( @takapon_jp )の本読んでばっかりじゃなくてさっさと行動します。 pic.twitter.com/7CX2ZFLBtN
本書の中で紹介があったのだけど、『多動力』は30分で読めることを想定して書いたらしい。確かにスラスラ読めて読みやすかったです。
本書も僕は風呂場でふむふむと読んだのだけどたぶん15分くらい。
もちろん1字1句すべてを読み込んだわけでなく、ささっと飛ばした箇所もあるけどそんなもんで良いと思う。
率直な評価
今回もやはり読みやすい!
読書慣れしていない人にも本当に堀江さんの本は読みやすいと思う。行動も後押ししてくれるし、本当に人に勧めたい。今回は出版がテーマだけど、出版を考えている人はもちろんの事、考えていない人にとっても今後自分の価値を世に広げる上では読んでおいて損はないと思う。
作ることに一生懸命になるのはいいけれど、そこで力尽きていたら片手落ちとなる。売る努力をしていない商品は売れない。売れるはずがない。さらに厄介なことに、本の売り方はブラックボックス化されていることが多く、普通の人がそのノウハウを手にするのはなかなか難しい。そこで本を売るためのカラクリと具体的な方法論をすべて公開することにした。
このあたりが今回の本で勉強になったと思う。僕自身、自分の文章力に課題は感じつつも出版に興味はあるのでこういった話をわかりやすく書いてくれるのは行動の後押しになって嬉しい。
それ以外については、twitterでも書いたとおり、「行動しろ!」「分業しろ!」が強く印象に残りました。
価格が高い気がした
正直、スラスラ読めることに価値を感じない人にとってはこのボリュームには物足りなさを感じると思う。だってさほど読書しない僕がスラスラと15分で読めてしまう内容だもの。(※価格を指摘する声は実際にAmazonのレビューにもあった)
僕も最初は(堀江さんという信頼度があればこの価格設定でも購入する人がいるのだな、ハハッ…)という感想だったけど、すぐに別のことが頭に浮かんできた。
おや、これには意図がありそうだぞ、と。
読書はもういいから早く行動しなよ
いや、堀江さんがどう思っているかなんてまったく分からないのだけど、僕はそう受け取りました。
(何か情報を得たときに、受け手がどう捉えるかは受け手の自由なのでね。)
僕が本を高いと思った理由は以下2点
でもこれって僕の"期待"との乖離なんだよね。
(僕はこの本からもの凄い知識を得ることを期待していた。)
(僕はこの本に壮大なボリュームを期待していた。)
という期待。
ここから考えると、本の短さにはメッセージが込められているのかなと思った。
・既に知っていた内容が多いのならば、もうインプットは必要ない。
・だから本を読むのは15分でいいし、さっさと行動しなさい。
ってね。
という訳で僕はこうやってさっさとブログを書きますし、行動しなきゃと思いました。
今回も良い本をありがとうございました!
- 作者: 堀江貴文
- 出版社/メーカー: 堀江貴文
- 発売日: 2017/07/06
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